OWASP ZAPメモ


はじめに

| 雑記事注意

OWASP ZAPで割と多めの検査を行ったので、その時のメモ

OWSAP ZAPのPython API

自動化したかったら、PythonのAPIが便利です。 先に検査対象をリストアップしておいて、Python で上からAPIを使って検査できます。

APIについては基本的に以下の公式ドキュメントとソフトに元からついてるAPIヘルプが参考になります。

www.zaproxy.org
www.zaproxy.org favicon https://www.zaproxy.org/docs/api/

公式ドキュメントにpython, java, shellについてサンプルが表示されているので、そこからコピーして使えます。

ZAPが落ちる対策

初期設定のままプログラムを走らせると、zap proxyからの応答がなくなることがありました。 ~/.ZAP/zap.log を確認すると、java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space と書かれていたので、どうやらリソースが足りなかったようです。 試しにzapのプロセスについてpsコマンドで見てみます。

$ ps aux | grep zap
user    1014537  6.7  6.1 4809032 498804 ?      Sl   14:49   0:32 java -Xmx1987m -jar /usr/share/zaproxy/zap-2.16.0.jar

-Xmx1987m から1.9Gしか割り当てられてなかったとわかりました。 割り当てるメモリ容量は/usr/share/zaproxy/zap.shの中の-xmxの箇所を編集することで変更できます。